振り込め詐欺、郵便受けの保険証盗み口座開設 | 由美のDiary

振り込め詐欺、郵便受けの保険証盗み口座開設

振り込め詐欺、郵便受けの保険証盗み口座開設…札幌

 振り込め詐欺グループが、札幌市内の集合住宅などの郵便受けから国民健康保険証を大量に盗み、銀行口座の不正開設に悪用していたことが18日、札幌豊平署の調べで分かった。

 グループは、札幌市が毎年12月の保険証更新前、約34万世帯に普通郵便で一斉に保険証を郵送することを知っており、「郵便配達員の後をつけ、鍵のついていない郵便受けを片っ端からあさった」と供述している。

 同署によると、保険証を大量に盗んだのは、北海道江別市見晴台、職業不詳門田洋幸被告(26)ら3人。札幌市豊平区の銀行で1月17日、他人名義の2口座を開設、通帳とキャッシュカードをだまし取ったとして詐欺などの罪で起訴された。門田被告らが作った口座は1月下旬、東京都などで振り込め詐欺に使われていた。

 門田被告らは調べに対し、「昨年11月下旬、集合住宅の郵便受けから国民健康保険証を50通以上盗んだ」「保険証が送付されるこの時期を狙っていた」と供述している。

 札幌市によると、身分証明書にもなる保険証を普通郵便で送ることについては以前から市民の批判があったが、「配達記録」方式にすると費用が約5倍かかるため、現行制度を続けているという。

 厚労省国民健康保健課では「大阪市など一部で配達記録に切り替える動きもあるが、コストの問題もあり、多くの市町村は普通郵便を使っているはず」としている。

保険証は幾らなんでも書留で出して貰わないとね。
浦安市は今年の4月からの保険証は書留で来ました。